SPORTS FISHING REGULATIONS

ニュージーランドのスポーツフィッシングに関するシステムと規則についてご紹介します

 

NEW ZEALAND

FISH AND GAME COUNCIL
について

1987年(1990年に改正)、自然保護法の制定により、淡水魚(スポーツフィッシングの対象)、および猟鳥類の保護管理を行う機関として「New Zealand Fish & Game Council(NZFGC)」とその12地域、それぞれにCouncils(評議会)が設置されました。
これにより、このNZFGCは国および12の支部と密接な関係を持ちながら淡水魚と猟鳥類の管理にあたることになります。「釣り」に関し、何をするのか簡単に説明しますと、まず、Regulationの設定。ライセンスの発行。自然資源の調査および回復のためのプログラムを行う(放流事業)。などがあげられます。
ここで特筆すべきは、このNZFGCが公の機関であること、そしてこの公的機関がNZ全土(一部を除く−タウポ)の淡水魚に関し、一括して管理していることです。

 

レギュレーションについて

フィッシングに関するレギュレーションには、大きく分けて2つあります。

 

First Schedule … NZ全土をカバーする規則。
Second Schedule … 各地域のCouncilsが制定する規則。

 

それでは各レギュレーションを簡単に説明しましょう

 

First Schedule (National Regulations)

・ライセンスを持たずに釣りをしてはいけません。
・釣りをする場合、つり竿、ランニングライン、指定された釣法(フライ、ルアーなど)を使用しなければいけません。(日本のテンカラは禁止です)

・一度に使用できるつり竿は1本まで。
・つり竿の長さは15m以下。
・生餌はひとつの針に2つ以上、またはひとつに生餌に2つ以上の針をつけてはいけない。
・魚の口以外にフックをかけるような釣法は禁止。万が一、口以外にフックがかかってしまった場合は速やかに、そして魚を傷つけないようにリリースしなければいけない。
・体長制限(Second Schedule)以下の魚を釣った場合は、速やかに、そして魚を傷つけないようにリリースしなければいけない。
・禁漁期間(Second Schedule)を守らなければいけない。
・バッグリミット(Keepできる匹数制限、Second Schedule)に達した場合、それ以上釣りを続けてはいけない。

 

http://fishing.fishandgame.org.nz/freshwater-fishing-new-zealand

各地域のカウンシル

 

Second Schedule(例 Otago Region)
注:各地域によって異なります。要確認。

・オープンシーズン…ほとんどの渓流は10月1日から4月30日まで。ほとんどの湖と大きな川は通年。解禁期間中は一日24時間釣りをしてもよい。詳細はシーズン当初に発行され”REGULATION GUIDE"を参考のこと。

・クローズドシーズン…以下のエリアは通年禁猟です。
Bullock Creek, Horn Creek, Lake Wanaka(ワナカの街中にある桟橋から150mのエリア)、Lake Wanaka(ワナカマリーナの桟橋から100mのエリア)、Lake Wakatipu(クィーンズタウンベイとその周辺)、Lake Wakatipu(ウォルターピーク牧場の桟橋から100mのエリア)、Mill Creek、その他、禁漁のサインのある場所から100mのエリア。

・釣法…疑似餌および生餌は3つ以上つけてはならない。集魚剤などの化学薬品をつけてはいけない。フックのゲイプは14mm以下。”REGULATION GUIDE"に記載されるメソッド以外は使用禁止。

・バッグリミット…”REGULATION GUIDE"に記載される数を超えてはいけない。First Scheduleを遵守。

・ボートの使用制限…以下の場所で、エンジンつきのボートの使用を禁止する。Lake Dispute, Lake Hayes, Lake Johnston, Moke Lake, Reid Lake
 Lake Kirkpatrickではいかなるボートも使用してはならない。
 岸から釣りをしているものがある場合、その100mの範囲内にてエンジンつきのボートを使用しトローリングをしてはならない。
 川にてエンジンつきのボートを使用しトローリングをしてはならない。ただしTaieri, Clutha Riverの河口部分を除く

・体長制限…Leith & Teviot River(200mm以下)  左記以外(250mm以下)
 サーモン、Clutha River(Upper)(250mm以下)  サーモン、左記以外(450mm以下)

☆一部のバックカントリーでは別途バックカントリーライセンスが必要となりました。
http://www.fishandgame.org.nz/licences/backcountry/otago

 

ライセンスについて

ライセンスは必ず買い、携行しましょう。これがないと、NZではれっきとした犯罪になり鱒。警察のご厄介になり、最後は裁判所で罰金刑を言い渡され鱒。ライセンスは、ガソリンスタンド、インフォメーションセンターなどで買うことができ鱒。
料金はシーズンパス$121、24時間$23になり鱒。
(2013〜2014シーズン)

 

FISHING TOP

 


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